仲間になるモンスターは全部で41種類（キラーパンサー含む）です。お爺さんに預けられる限界は50体まで。
パーティーメンバーは前線3人、控え5人の8人なので主人公を除くと7キャラクター…最高で57体のモンスターを仲間に出来ますが、この場合、人間をパーティーに加えるときに、お別れしないといけなくなります。
人間はビアンカ or フローラ、男の子、女の子、サンチョ、ピピンの5人なので、57-5=52体までなら問題無く仲間にしても良いでしょう。

取りあえず全部の種類のモンスターを仲間にして41体は決定です。残り11体は好きなモンスターで良いんですが、能力値の高さを考慮すると「はぐれメタル」「ヘルバトラー」「ギガンテス」「キラーマシン」「グレイトドラゴン」辺りが候補でしょう。オススメは「はやぶさのけん」を装備出来る中で一番強い「スライムナイト」ですね。

今作では仲間モンスターを集めると言うのも、1つのやりこみ要素ですが、裏技の『ひとしこのみ』が公になって、やりこみとしては完全に終了した形となりました。
『ひとしこのみ』については、ここで詳しくは解説しませんが、簡単に言えば「モンスターが必ず起き上がる（仲間になる）」のと「攻撃が全て会心の一撃になる」という裏技です。なおゲームバランスが著しく崩れるので、通常プレイで楽しみたい人は使わない方が無難です。

自分はかなり年数が経過してから知ったので、過去4回のプレイでは一度も使用していませんでしたが、今回の5回目のプレイでは解禁しました。
『ひとしこのみ』の一番の醍醐味は、多くのプレイヤーの念願である全ての種類のモンスターを仲間に出来て、尚且つ、4匹目までの中から好きな名前も選べると言う点でしょう。これは通常プレイではほぼ不可能ですからね…。

とりあえず全ての種類のモンスターを仲間にして、最強レベルまで育てる基本のやりこみからスタートし、種集めによるキャラクター育成をメインにやりこんで行きたいと思います。

クリア後の隠しダンジョンがシリーズ初登場しました。この後に発売されるタイトルでは、おまけ＆やりこみ要素として定着しているのは皆さんご存知の通り。

クリア後にやることといえば、種を集めて最強キャラクターを育成したり、小さなメダルを集めてアイテム交換に精を出したり、レアアイテムを集めたり…といろいろありますが、隠しダンジョンはその多くの要素を満たせるように出来ています。

・出現するモンスターの有用なドロップアイテム（ドロップ確率）
あくましんかん：やまびこのぼうし（1/128）
エスターク：ちいさなメダル（1/8）
エビルスピリッツ：エルフののみぐすり（1/16）
ギガンテス：ちからのたね（1/64）
キラーマシン：やいばのよろい（1/32）
グレイトドラゴン：ふっかつのたま（1/128）
ジェリーマン：ちいさなメダル（1/64）
セルゲイナス：オーガシールド（1/32）
はぐれメタル：ちいさなメダル（1/64）
フレアドラゴン：いのちのきのみ（1/64）
ヘルバトラー：じごくのサーベル（1/64）
メガザルロック：いのちのいし（1/64）
メカバーン：オリハルコンのキバ（1/64）
メタルキング：ちいさなメダル（1/64）
メタルスライム：すばやさのたね（1/64）
ライオネック：ダークシールド（1/32）

1種類でしか出現しないモンスターは狙いやすいですね。中にはあまり1種類だけで出現しないモンスターもいるので、手に入り易さには差がありますが、ラインナップは充実しています。
特にエスタークの小さなメダルのドロップ率は異常な高さなので、周回して何度も倒す価値は十分にあるでしょう。周回している間に、他の有用なアイテムも自ずと集まってきます。
やることがなければ、仲間モンスターのレベルを上げながらエスターク撃破に専念するのは、やりこみの第一歩として有効ですね。

スーパーファミコン版のドラゴンクエスト5では、「ちからのたね」、「すばやさのたね」、「かしこさのたね」、「まもりのたね」、「いのちのきのみ」、「ふしぎのきのみ」の6種類があります。
ポイントは「うんのよさ」を上げる「ラックのたね」が無いところです。全てのステータスを最大の255にしたい場合は、最高レベルの時点で「うんのよさ」が255になるキャラクターしか可能性はありません。
（ちなみに最大レベルで「うんのよさ」が255になるのは、ビアンカ、フローラ、女の子、はぐれメタル、ヘルバトラーです）

それぞれの種について見て行きましょう。

・「ちからのたね」
最高のドロップ確率は1/64なので手に入り難いです。隠しダンジョンにも出現するギガンテスが落とします。力の低いキャラクターを育てるのは時間が掛かることを覚悟しましょう。

・「すばやさのたね」
こちらも最高のドロップ確率は1/64なので手に入り難いです。隠しダンジョンにも出現するメタルスライムが落とします。

・「かしこさのたね」
サラボナ周辺に出現するメタルハンターがドロップ確率1/16で落とします。これは頑張れば必要数手に入れることが出来るレベルです。言うこと聞かないモンスターもこれで安泰。

・「まもりのたね」
サンタローズの洞窟に出現するガメゴンがドロップ確率1/16で落とします。こちらも頑張れば必要数手に入れることが出来ます。守備力面で不安があるキャラクターもこれで安心ですね。

・「いのちのきのみ」
ラインハット周辺に出現するドラゴンキッズがドロップ確率1/32で落とします。これも根気良く頑張れば手に入ります。はぐれメタルを前線で使いたい人は一杯集めましょう。
隠しダンジョンに出現するフレアドラゴンも1/64で落とします。

・「ふしぎのきのみ」
迷いの森に出現するオーガヘッド、エルヘブン周辺に出現するシャドーサタンがドロップ確率1/64で落とします。集め難いですが、そこまで集める必要もないかなという印象。

スーパーファミコン版のドラゴンクエスト5は、他のシリーズと違い、モンスターの落とす宝箱（いわゆるドロップアイテム）の落とし方が特殊な仕様になっています。
複数の種類のモンスターを倒すと、戦闘終了時に「まもののむれを　やっつけた！」と表示されますが、

この表示の場合、アイテムドロップする確率は0％です。

つまり欲しいアイテムを持っているモンスターを倒しても、他のモンスターと一緒だと無意味だということです。やりこみで種集めをする場合など、覚えておくと無駄な戦闘を避け、効率を良くすることが出来ます。
ではどういう場合にアイテムドロップするかと言うと…

「『モンスター名』（たち）を　やっつけた！」の場合のみ、アイテムドロップします。

勿論ドロップ率はそれぞれのモンスターによって異なります。基本的にドロップアイテムを狙う場合は、欲しいアイテムを持っているモンスター1種類だけが出現した時を狙いましょう。こうすれば間違いないです。

ここからは一歩踏み込んだマニアックな話なのですが、厳密に言うと「『モンスター名』（たち）を　やっつけた！」の戦闘終了表示の戦闘で、

一番最後に戦闘からいなくなったモンスターの持っているアイテムが、ドロップアイテムになります。

…どゆこと？　となりますよね。文章だと分かり難いので例を挙げましょう。
例えば「はぐれメタル」と「メタルスライム」が一匹ずつ出現した場合、「メタルスライム」を倒して、その後「はぐれメタル」が逃げて戦闘が終了すると

「メタルスライムを　やっつけた！」と表示が出ますが、宝箱を落とすのは最後に逃げた「はぐれメタル」になります。

逆に「はぐれメタル」を倒して、その後「メタルスライム」が逃げて戦闘が終了すると

「はぐれメタルを　やっつけた！」と表示が出ますが、宝箱を落とすのは最後に逃げた「メタルスライム」になります。

まあ別段気にしてプレイすることは無いですけどね。前述の方は、やりこむ際は覚えている方が良いでしょう。欲しいアイテムを落とすモンスターを狩る場合、当然出現率も重要なのですが、

単体（1種類）で出現する頻度が重要なファクターになります。

何故こんな仕様なのか分かりませんが、これはこれで受け入れて、やりこむしかないですね。